文化とはなんだろう？
伝統工芸とアートの違いはなんだろう？

わたしたちは現在の社会、とくに大阪を見てそう思います。
こんなにも盛んなアート、一方衰退しつつある伝統工芸、
この二つはそこまで異質なものなのだろうか？
わたしたちは伝統工芸師と、アーティストにインタビューする機会を得ました。
そこでわたしたちの出した結論は
「アートとは文化である伝統産業の駆け出しである」というものです。
文化のはじまりは、いつも創始者がそこにある質の高いものを組み合わせて形成します。
そのできた伝統や品は、さながら多様な鎖を紡いでできたようなものです。
伝統工芸士はこれを守ることを本文とする。
ならば、アーティストは？と問われれば、彼らはまさに創始者たらんとする者たちである。

新しい自分の価値に、さまざまな質の高い鎖を結びつけ
新しい伝統のはじまりをつくるのだ。
それは文化の想像である

では、わたしたちの仕事はなにか？
それは価値ある文化を現在につんがい、新しい文化を現代へ送り出すことである。

そのために必要なこと、
それは伝統工芸士には古き良き鎖を千切ることなく
伝統を現代にむすびつける力強い鎖を作家から得ること、
そしてアーティストは新しい文化の創始者となるのに必要な質の高い
素晴らしい鎖を伝統工芸師から得ることです。

その機会を創造する、これこそがわたしたちのビジネスです。

T：traditionを示し
C：create, culture, collaborationを示し、Tと次にくるAを結ぶ
A：Artを示す

会社のロゴが示すとおり、わたしたちの使命は伝統とアートを結び、
日本を代表する新しい文化を創造することです。